ディーゼル発電機でよく使用されるバッテリーの種類

ディーゼル発電機セットで一般的に使用される鉛蓄電池は、主に乾式充電電池とメンテナンスフリー電池の 2 つのカテゴリに分けられます。

1. 乾式充電式バッテリー:正式名称は乾式充電式鉛蓄電池です。主な特徴は、負極板の蓄電容量が高いことです。完全に乾燥した状態では、得られた電力を2年間蓄えることができます。使用前に電解液を加え、20~30分待つだけです。主な利点は電圧が安定していることと価格が安いことです。欠点は、比エネルギー(つまり、バッテリー1kgあたりに蓄えられる電気エネルギー)が低いこと、寿命が短いこと、そして定期的なメンテナンスが頻繁に必要になることです。

2.メンテナンスフリー蓄電池:メンテナンスフリー蓄電池は、その構造上の利点により、電解液の消費量が非常に少なく、基本的に使用期間中に蒸留水を補充する必要がありません。また、耐衝撃性、耐高温性、小型、自己放電が少ないなどの特徴もあります。使用寿命は通常の電池の2倍です。市場には2種類のメンテナンスフリー電池があります。1つは購入時に電解液を一度補充し、使用後はメンテナンス(補充液の補充)が不要なタイプです。もう1つは、工場出荷時に電池自体に電解液が充填され密封されているタイプです。ユーザーは補充を一切行うことができません。

鉛蓄電池は、2.4ボルト、4ボルト、6ボルト、8ボルト、12ボルト、24ボルトのシリーズがあり、容量は200mAhから3000アンペア時間まであります。ディーゼル発電機は通常、始動に12Vまたは24Vのバッテリーを使用します。

6.2


投稿日時: 2021年5月2日