ディーゼル発電機セット、負荷容量の低下の原因と危険性は何ですか?

機関室の環境、ユニットの耐用年数、日常のメンテナンス状況、設備付属品の適時性などに応じて、ディーゼル発電機は出力低下の程度が異なり、ユニットの負荷容量が低下します。ディーゼル発電機が長時間小さな負荷で運転すると、運転時間が蓄積され、以下の危険が発生します。
1. 過給ディーゼル発電機セットの場合、低負荷、無負荷、低ブースト圧力などの条件により、過給機オイルシール(非接触型)のシール効果が低下しやすくなります。
2. スーパーチャージャーのブースター室内のオイルが一定量以上たまると、スーパーチャージャーの接合面からオイルが漏れ出します。
3. シリンダーに流入したオイルの一部は燃焼に関与しますが、一部は完全に燃焼できず、バルブ、吸気ポート、ピストントップ、ピストンリングなどにカーボンデポジットを形成し、その一部は排気ガスとともに排出されます。このようにして、シリンダーライナーの排気ポートにオイルが徐々に蓄積し、カーボンデポジットも形成されます。
4. 低負荷運転を長期間続けると、ユニット可動部の摩耗が悪化し、ディーゼル発電機セットの燃焼環境が悪化し、ユニットのオーバーホール時期が早まります。
ディーゼル発電機の負荷容量が減少する主な理由は次のとおりです。
1. エアフィルターが汚れすぎて、空気の吸入量が十分ではありません。この場合、エアフィルターを清掃または交換する必要があります。
2. 燃料フィルターが汚れすぎて燃料噴射量が足りない場合は、交換または清掃する必要があります。
3. 点火時間が正しくないため、調整する必要があります。
4. ディーゼル発電機セットの一部の部品は自然に摩耗します。
5. ディーゼルエンジンの出力は、空気の量と燃焼できるディーゼルの量にも関係します。
6. エンジン室内の気温が高く湿度も高いと、ディーゼル発電機セットの耐荷重能力も低下します。

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投稿日時: 2022年8月11日